もつ焼き、焼き鳥、串揚げ、おでん、餃子、そしてスナックと飲兵衛のワンダーランドみたいな町、立石。そんな中でも今回は昼間から飲める、昭和風情漂う癒し系の酒場に行ってきました。京成立石駅の改札を出たら右側の階段を降り、寿司屋を左に見ながら進み、スーパーの角を左に曲がってちょいと歩くと見えてくるのは渋い暖簾がかかった定食屋。
ガラスの引き戸を開けると、インパクト満点のショーケースに迎えられ、店内は10人ぐらい座れそうなカウンターとテーブル2つ。そして、小上がりにもテーブル2つ。午後3時くらいだったのですが、常連らしき年配の方々も、仕事帰りなのか途中なのかわかりませんがサラリーマンもお酒飲んでます。
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ハムエッグ220円 |
こりゃあ、定食屋というより酒場の雰囲気ですね。ホッピーをお願いすると、冷えたジョッキに冷えたホッピー、冷えた焼酎の3冷で、氷が入らないぶんホッピーの香りを愉しめるます。つまみは定食屋っぽいのがいいかなとハムエッグを注文。自分でも簡単に作れてしまうから、わざわざ頼むものではないかもしれませんが、この空間だったらこういうのがイイんですよ。「御飯のおかずだったら醤油だけどホッピーのつまみだったらソースかな」なんて同行者と話していたら、テレビの時代劇を観ながら飲んでいた老婦人に聞こえてしまったようで、振り返ったところで目があってニッコリ。なんだか親戚の家に遊びに来たような気分になってきました。
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酎ハイボール各300円 |
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酢だこ300円 |
酎ハイはレモンスライスと氷入りのグラス、焼酎、炭酸(ウイルキンソン)で出てきます。全部入れればちょうど1杯分になりそうなんですが、半分ずつ入れて2回に分けて飲んだ方がお代わりして飲んだ気分になれるからお得です。酢だこはプルンプルンした食感で美味しかったです。
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緑茶ハイ300円 |
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豚レバカツ300円 |
緑茶ハイを注文したら、つまみは豚レバカツ。小ぶりながらもワイルドな食べごたえで元気が出てきそうです。
常連さんに見習ってショーケースの中からつまみを選ぼうと覗いてみると、本物とサンプルが渾然一体となっている美味しさのカオス状態。
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煮物の盛合せ280円 |
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谷中生姜220円 |
焼き物や炒め物も魅力的でしたが、家庭的な煮物の盛合せ(280円)を注文。じっくり温め直して出てきた煮物はちょいと甘めの味付けで、ノスタルジックな味わいが酔いを深めていったのでした。
●ゑびす屋食堂
営業時間 8:30〜21:00
定休日 月曜日
住所 東京都葛飾区立石1-15-11(京成立石駅から徒歩約2分)
連絡先 非公開
(GOT『ズバ! 風俗情報』居酒屋特集/2013年7月25日取材、8月9日更新分を再編集)
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