2015年6月18日木曜日

野方食堂(中野区野方)

定食屋で食事していて「このおかずだったら酒にも合うな」なんて思ったことありません? 実際、空いた時間ならビールの小瓶かお酒を徳利で1本くらい軽くたしなむことがありますが、今回は開店時間からお酒をちょいとどころか、思う存分愉しめる店なんです(もちろん飲み過ぎや悪酔いは駄目ですよ)。


西武新宿線野方駅の南側出口の階段を降りると、駅前商店街を左へ。牛丼屋の角を右に曲がるとすぐです。



店内は奥に厨房が見え、テーブルが両壁際と中央に3列並んでいて、おおよそで36人は座れそうですね。




夕方5時半の開店直後に行ったのですが、既に地元の方らしきご夫婦づれやお嬢さんがメニューを吟味中。ではではとテーブルのメニューを開くと、ほとんどの料理に写真が付いていて、ファミレスみたいでにぎやかです。

発泡酒(生搾り)390円
とりあえずビールでもとお酒の面を開くと、生ビールのジョッキの写真の横に発泡酒も並んでいます。最近は生ビールと称して偽ビール(発泡酒や第3のビール)を平然と出している安酒場が増えてきましたが、こうやってハッキリ明記されると潔くて好感度アップしますね。「うむ、その心意気、気に入りましたぞ!」と発泡酒のジョッキとつまみを注文。

メンチカツ 280円

メンチカツは皿にゴロリと一個。ザクザクと箸で2つに割ると、フワッと湯気の肉の匂いが鼻腔を刺激します。肉の味がしっかりしているのでそのままでもイケますが、ソースをかけて酒のつまみの戦力アップしましょう。小袋に入ったカラシが置いてあるのも心強いですね。

赤ウィンナ炒め210円 
ホッピーセット(白)390円、中200、外250円
昭和生まれのオッサンなら、つい注文したくなるのが赤いウィンナ。切れ目が入った皮をパリッと炒められたのが8本。そのうちの1本はタコさんウインナに細工されてます。慣れ親しんだ味をウンウンと確認するようにかじってはホッピーをグビリ。おかわりの焼酎は外1中2がちょうどいい量です。

ポテトサラダ 210円
なす漬け 140円
ポテトサラダはしっとりしたタイプ。なすの漬物はぬか漬けです。こちらもカラシをちょいとつけて食べると、ピリリとした辛さがご飯の友を酒のつまみへと変えてくれます。

もつ豆腐 380円
ジンジャーハイボール 390円
もつ豆腐は醤油味で煮込まれたホルモンに豆腐を合わせ、サッと煮たもの。酒場で出会う煮込みよりも優しい味わいですね。仕上げの酒として頼んだのは、変わったメニューがあるハイボール系です。ウーロン茶割りの“のが食ハイボール”に電気ブランを炭酸で割った“稲妻ハイボール”、日本酒を炭酸で割った“ポン酒ハイボール”などがありますが(正確にはハイボールと呼べるか怪しいかな)、角瓶をジンジェールで割ってすりおろし生姜を入れたジンジャーハイボールを選んでみました。「生姜は身体にいいから」なんて、今更、健康に気づかいながらグビッとやると、甘さのあとに生姜の刺激がやってきます。うん、これは美味しい。おかげさまで、大満足の定食屋飲みができました。


●野方食堂
営業時間 11:00〜14:45 17:30〜23:00
定休日 木曜
住所 東京都中野区野方5-30-1(西武新宿線野方駅南側出口より徒歩約2分)
連絡先 03-3338-7740

(GOT『ズバ! 風俗情報』居酒屋特集/2014年1月17日取材、2014年1月31日更新分を再編集)

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